はい、TAMAIです。今回は振り返り回です。
何を振り返るのかと言うと、まあ、この自身のブログの事ではあるのですが、記事に書かれた内容ではなく、記事と一緒にあげている写真についてです。一応、(僕の記事の)全てで僕が撮ったものを使用しています。
僕は機会として、写真をよく撮る方では無いと思うのですが、写真を撮る事自体は嫌いではありません(撮られるのは、苦手ですが)。
自分で撮る場合は、風景か、形、テクスチャとして気になったものを撮る事がほとんどです。思い出を残そう、という意図で写真を撮る事があまりない、とも言えます。別に写真の勉強をした事があるわけではないので、自分で撮った写真は別になんて事は無い普通のものですが、その写真に後でタイトルをつける事を想定して撮るのを、少しだけ意識しているかもしれません。
撮る時にすでにタイトルを想定している時もあれば、後付け的に考える事もありますが、今まで書いてきた記事と一緒にあげている写真にもほとんどタイトルが付いています(#1と#2の記事は本当に適当に写真をあげたのでタイトルをつけていませんが他のものには付けています)。
書いている内容と写真を関連付けてタイトルを決めています。基本的には、見立てから付けられる事が多いです。後は、語感。というわけで、さらっと、記事のリンクとそこに掲載した写真のタイトルを並べて、少しだけコメントしていきながら振り返っていきましょう。
特に改めて、写真を載せ直しはしないので、文章の内容と共に気になったらリンクから見てください。
素敵さと上手さ #3
『沈殿する技術』
町並みと空の写真です。記事中でオリジナリティを配列や配合と表現しているのもありますが、技術(町並み)は下にたまり、支えているという単純な見立てです。タピオカミルクティーの写真でも同じ事ができますね。
プロフェッショナルとアマチュア、その関係 #4
『曖昧さと正しさ』
これは、あまりしっくりきていないタイトルです。豊かさと強さ、規律と自由、プロとアマのような対等ではあるけれど形の違うもの、そういったテーマを後付けした写真なので、いまいちマッチしていないなと感じています。
リスペクトしているか #5
『挟まれるデルタ』
この写真はすでにテキストを書いた後に撮られたものです。初めからヒエラルキーや対立、というテーマから探して撮りました。あまりにも直接的すぎて面白くない写真だなと思っていますが、先が欠けている事で、ギリギリ採用になりました。
当たり前の話、ミスの話 #6
『比較される街路樹とコーン』
似ているけれど違う事、それに気づく事ができるでしょうか。だとして、どちらかは偽物なのでしょうか?
あるいは、似ていると思っているのは本人だけかもしれません。そう思うと、カラーコーンも可愛く見えます。
見え方を決めているのは、あなた自身です。
内側から?それとも外側? #7
『背景、前景に置かれましては…』
形を認識するために、注目されるのは、中か、外か?記事の内容も視点の話でした。前景に注目するか、背景に注目するか。手紙を書き始める前文に置き換えた洒落たタイトル(と自分では思っている)としては、少し気に入っています。
あなたは、何色が好き? #8
『鉄橋色の人生』
バラ色の人生が、どのように想像されるのか?に対して、また別の提案。
鉄橋色の人生は、人にどのように想像されるのでしょうか?
タンゴの魅力は? #9
『対峙するキノコ』
シンプルにタンゴの見立てとして、対峙する二人のような何か。キノコである必要は別にないけど、僕は好き。
この写真が、せっかくタンゴの内容なのになんでキノコの写真なんだ、とツッコミが入りました。
過激派は語る #10
『考えるカエル』
語呂がいい。過激派についての硬い内容でしたが、このカエルははたして、あなたにとって誰に見えるでしょうか。
才能という現象 #11
『weeping medaw』
記事は、才能は時間を交換したもので、それを表す現象である。という内容でした。現象という意味で、シンプルな風景写真を後付けで採用。タイトルは、僕の最も好きな映画監督テオ・アンゲロプロスの『エレニの旅』の音楽から拝借。
ありがとう、そしてさよなら #12
『対に、溶ける』
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の感想文。卒業のイメージで桜と悩みましたが、より作品との内容にフィットした方を選びました。ようやく、という意味とペアという意味でのダブルミーニングですが。水に溶けるイメージも作品とマッチしているかと。
今回の記事にも写真を一緒にあげています。皆さんならばどういったタイトルをつけるでしょうか。
僕の付けたタイトルは一応、次回記事内で書いておこうかと思いますが。
こういった名付けを発表する事には、恥ずかしさもありますが、写真に限らず、何かに自分でタイトルをつける事は、結構楽しいですし、別におすすめしませんが、心の中でやってみてはいかがでしょうか。
自分が対象にどういった視線、切り口、感触を持って対峙しているのか、逆にどういったテーマやメッセージを伝えたいのか、などが明確になるかもしれません。
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