アルゼンチンタンゴダンサになりました #2

Dance

TAMAIです。前回は、僕も記事をあげますよ、という内容だったので今回が実質的な一本目となります。

最初に何を書くか、という事に関しては少しだけ悩みましたが、まあ最初ですから僕自身のことに触れながら書いていこうかなと思います。

僕は現在、アルゼンチンタンゴダンサとして、そのデモンストレーションや、レッスン、ワークショップを行うことで生計を立てています。
つまり仕事としてアルゼンチンタンゴを扱っています。
もともと僕は舞台役者を本業としていましたが(今も特に辞めたというわけではありませんが、明らかに比重が変わってしまったので)、現在ではアルゼンチンタンゴが本業と言えるでしょう。

僕は、アルゼンチンタンゴを職業にするつもりはありませんでした。僕の場合は、既にアルゼンチンタンゴダンサとして活動していたスミレさんがいたので、始めた瞬間から仕事にすることを周りから望まれてはいたのですが、しばらくはそれをかたくなに拒否していました。あくまでも趣味として、アマチュアとして関わっていきたい、と。
とはいえ、周りの圧力(好意的に見れば期待)に抗い続けるのも虚しく、アルゼンチンタンゴに出会って2,3年したころには、これは仕事と認めるしかないかもしれないな、と思うようになり。4,5年したころには、恥ずかしながらも、僕はアルゼンチンタンゴダンサなのかもしれない、と考えるようになりました。現在は初めて7年目です。7年というのは、アルゼンチンタンゴコミュニティの中では、めちゃくちゃ下っ端です。とはいえ、下っ端であることを感じることなくここまで続けてこられていることは、非常に幸せだな、と感じます。それは、ひとえにアルゼンチンタンゴコミュニティの懐の深さと、まあ僕の図太さのおかげでしょう。

そのアルゼンチンタンゴコミュニティについてですが、(日本の)アルゼンチンタンゴは、非常にマイナなカテゴリーです。しかもダンスカテゴリーに限定すれば、年齢層が高い。僕がアルゼンチンタンゴを始めたのが30歳で。下はおろか同年代も、あまりいません。ですので、若者(比較的)を逃すまいと、皆が大事にしてくれます。だから若者よ、アルゼンチンタンゴを始めよう!

閑話休題。(話を元に戻しましょう、という意味ですね。ではどこへ?)

そう、職業にするつもりはありませんでした、という話でした。それは転じて、何故仕事にしたくなかったか、という話につながります。

結論から言ってしまうと、それは僕自身が

 “上手いダンサではなく、素敵なダンサでありたい。と思っていて、その為にはアマチュアである方が有利だ。”

と考えていたからです。この考えはアルゼンチンタンゴを仕事にした今でも基本的に変わっていません。

デ、デン♪
というわけで、次回のすみ玉日記は~、『素敵さと上手さ』『プロフェッショナルとアマチュアの違い?』『アーティストになるべきかクラフトマンになるべきか』の3本、おっ楽しみに!! 君は、タンゴの夢を見るか?
チャラリラン、チャ~~♪

3本立て、というのは冗談ですが、そのあたりが次回以降のテーマとなるでしょう。多くの方は、長い文章を読む事に慣れていない(僕が、最初の内から長い文章書きたくない)でしょうから、出来るだけ小出し小出しにしていきたいと思います。

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